ブックマーク / kokounobonjin.hatenablog.com (4)

  • 星に願いを - 孤高の凡人

    2016 - 07 - 07 星に願いを お父ちゃんは何をお願いするの? 煩雑としたリビングに突如として響く声に私は耳を疑った。 そう、今日は七夕なのだ。 七夕といえば、上野動物園に行き、白と黒のモノトーンでデザインされたモードな動物からその餌を奪い取り、庭、バルコニー、駐車場、台所などにその奪い取った笹を掲げ、縦20cm、横8cm程度にカットしたペーパーに、自身の願い事を書く。そしてそのペーパーを笹に結びつける事によって、天空から龍が現れ、「あなたが落としたのは、この金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」と聞かれる。その問いに「私が落としたのは普通の斧です」と答える事によって、天空から光が差し、まるでソロパートのようにスポットを浴び、どこからともなく「君はものすごい正直だね、いいよ、その笹に括り付けた願い事を叶えてあげるよ。」と、いう具合に願いが叶う、一年で最もチャンスなイベント、このく

    星に願いを - 孤高の凡人
    GiG
    GiG 2016/07/07
    ココボンさんのうんこネタ絶対笑ってしまう 悔しい
  • モーティマーへ捧ぐ - 孤高の凡人

    2016 - 06 - 28 モーティマーへ捧ぐ 写真提供 https://www.facebook.com/kizashi.ikeda モーティマーが死んだ。 詳しくは聞かなかったが、病院で息を引き取ったのだろう。 その知らせを私が聞いたのは彼が死んでから半年後のことであった。 私がモーティマーと知り合ったのは、とあるバーである。 バーのマスターが亡くなりその通夜の後、皆が楽器を持ち寄ってバーへ集った。 私の隣に座り、一升のペッドボトルに入ったウイスキーをラッパ飲みしていたのが、彼であった。 私は彼のギターに合わせて、ブルースハープを演奏した。 その演奏なのか、単に私の歳が彼の息子ぐらいであったからなのか、今になっては知る由も無いが、彼は私をとても気にいってくれた。 私は他の人から彼の正体を聞いていたが、そんなことはどうでもよかった。 ややこしいオッサンが、イカしたギターを弾く。 ただそ

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    GiG
    GiG 2016/06/28
  • いつもの - 孤高の凡人

    午前4時、うなされながら私は目覚めた。 白米で構成されたボディの新婦が、頭が玉葱の子供達にその手を引かれ、ヴァージンロードを歩いてくる。 黒人の神父の前でふごふごと鼻息荒く待つ、新郎は頭が牛でミノタウルスのような姿をしている。 白米の新婦とミノタウルスの新郎が対面し、永遠の愛を誓う。刹那、眩い光が彼等を包み、次の瞬間二人は一体化して、『牛丼』へと姿を変えるのだ。 牛丼になった彼等は、頭が玉葱の子らを従え、ヴァージンロードを引き返す。 それを祝福するように、人々は大根おろしを天空に向かって拡散する。 その大根おろしを頭から浴び、とても不快な気持ちで牛丼が通過するのを待っていると、突然私の前で牛丼がストップし、「はい、いつもの。」と手に持ったポン酢を大根おろしが乗った頭に浴びせる。 ここでいつも目が覚めるのだ。 寝汗でびしょびしょになった頭を触り、匂いを嗅いでそれがポン酢でない事を確認して再び

    いつもの - 孤高の凡人
    GiG
    GiG 2016/06/27
    松屋ユーザーの自分ももしかしたら「ビビンボーイ」って呼ばれてるかもしれない…怖い…
  • 子供の目線で - 孤高の凡人

    子供と遊ぶ時は、子供の目線になって遊ばないといけない。 世の中のほとんどの父親はこれが出来ていない。 だから駄目なのである。 しっかりと子供の目線になって遊んでやらぬから、子供がグレて、修学旅行先で他の学校の生徒にいちゃもんをつけ、揉め事に発展したり、文房具店で『ドラゴンクエストバトル鉛筆』通称バト鉛を万引きしたりと、非行にはしり、親をバタフライナイフで刺したりするような事件が起きてしまうのである。 例えば、休みの日に子供に公園に行きたい懇願され、折角モンストでええ感じになってきたところなのにと呟きながら、よっこらしょいとその新陳代謝がうまいこといってない身体を持ち上げる。自転車に子供を乗せ、ギシギシと、電動自転車の購入を思案しながら、公園へ向かう。 そして近所のお母さん、お父さんたちに軽く会釈をし、子供の遊んでいる姿を横目にベンチへ座り、再びモンストを始め、ちっとも子供と遊んでやらな

    子供の目線で - 孤高の凡人
    GiG
    GiG 2016/06/22
    ビャーン!とかペンペンっていう効果音だいすき
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