自動車に乗る人を保護するという役目を終えたエアバッグとシートベルトがバックパックに生まれ変わります。使用済み自動車の部品で作られた『エアパック(Airpaq)』の製品化プロジェクトが7月上旬に始動し、目標額の1万ユーロ(約129万円)を大きく上回る資金を調達しました。 収納部と開口部をつなぐ留め具は・・・ 『エアパック』は使い道がないと思われていた使用済み自動車の部品をふんだんに活用しています。荷物を入れるメインコンパートメントと開口部のロールトップはエアバッグ、収納部と開口部をつなぐ留め具はシートベルトのバックル、バックパックを背負うためのショルダーハーネスとバックパネルはシートベルトが使われています。 『エアパック』の正面中央では縦に縫い付けられているシートベルトとバックルが存在感を放っています。バックパックのロゴが入ったシートベルト部分にはファスナーが隠されており、バックルを開けなく