英国のアリエル・モーター・カンパニーが製造するのが「アリエル・アトム」だ。その最新版が「アリエル・アトム3.5R(Ariel Atom 3.5R)」だ。乗用車ではあるものの、その構造はレーシングカーそのもので、車両重量は612kgにすぎない。 ドライバーやエンジンはもとより、フレームまで剥き出しでボディらしきものが無いスパルタンなデザイン。ドアさえ無いため、当然内装というべきものも存在しない。 パドルシフトの採用がポイント 従来の「アトム3」に対して、エンジン・チャージクーラーの採用した「ホンダ・シビック・タイプR」のものを採用。パワーアップしたエンジンに、新たにサデブ製6速のパドルシフトを装備。 プッシュロッド・サスペンションにはオーリンズ製の専用ダンパーを装備した。パドルシフトは、早い操作性とドライビングの容易さのために需要があるとしている。 ちなみに「アトムV8」というシリーズは、「