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人生と読み物に関するGlnのブックマーク (2)

  • 元彼と旅行してきた

    元彼とは同い年で、二十歳の頃から7年間付き合っていた。 お互いの親にも紹介をして、このままこの人と結婚すると、思っていた。彼もおそらくそう思っていたと思う。 付き合って五年目の時、実家の父が癌だと知らされた。 それまで父に頼りきって生きてきた母は混乱し、とても一人にしておくわけにはいかなかった。 私は実家へ戻り、彼とは遠距離恋愛が始まった。 電話口で、いつも彼はすまなそうに、仕事が忙しいことをそれとなく口にする。 私の都合でこうなったのだから、彼が申し訳なく思うことはないのにと私はいつも思っていた。 そんな彼が、逆に私には苦しかった。 彼に余計な心配をかけたくなくて、悪くなる一方の父の容態についてもあまり詳しくは言わず、当たり障りない近況だけを伝えた。 私が彼の前で取り乱し泣いたのは、父が死んだという連絡の電話をしたときだけだった。 彼はすぐに来てくれて、お通夜とお葬式の手伝いをしてくれた

    元彼と旅行してきた
  • 元彼女と旅行してきた

    元彼女とは同い年で20から27歳まで付き合ってた。 一応お互いの親に紹介して、このまま結婚すると自分も思っていた。たぶん彼女も思っていたと思う。 25歳の時、彼女の親父さんが癌だということが判明し、彼女は看病のため地元へと帰っていき遠距離恋愛が始まった。 そしてある日彼女の親父さんがなくなった。 朝4時頃に泣きながら電話があった。 電話をきった後すぐ飛行機を予約し、彼女の地元へ向かい通夜と葬式の手伝いをした。 彼女の母親はすっかり衰弱していた。 僕は彼女に3回プロポーズしている。 1回目は彼女の父親が癌だと判明した時、花嫁姿を見せてあげようとプロポーズした。 彼女の父親から「東京に娘はやれない。」と断られた。 自分がいなくなった後ののことを考えたのだろう。 2回目は彼女の父親がなくなって1年たった頃だった。 彼女はいった。「母親を残して東京にはいけない。」 俺はいった。「お母さんも一緒に

    元彼女と旅行してきた
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