情報は複雑に管理しても続かない、使えない。1冊のノートに時系列にまとめる一元管理が、ビジネスパーソンの知的生産力アップにつながる──。奥野宣之氏が、著書『情報は1冊のノートにまとめなさい』などで紹介しているシンプルなメソッドが、情報整理・活用に悩む多くのビジネスパーソンから高い支持を受けている。 「常に1冊のノートだけを使い、あらゆる情報を時系列に収録していく。これが基本です」 この「100円ノート方式」では、1冊のノートにスケジュールや打ち合わせメモ、TODOリストや著作の企画・構想といった仕事関連のメモから、行動記録や日記、買い物リスト、ほしい本のリスト、映画や本の感想といったプライベートなメモまでを書き込み、また様々な書類や写真、名刺やショップカード、ハガキや手紙、メールやWebサイトのプリントアウトなどを貼り込んでいく。ノートを「何でも放り込める大きな箱」として使い、情報を1ヵ所に