ナショナル(松下電器産業株式会社)は、測定中の誤差やエラーを検知し、再計測を促す機能を持った腕時計形の血圧計「ディアグノステック EW3039P」を、2月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,000円前後。 本体を腕時計のように装着し、手首で計測を行なう血圧計。測定中の誤差を検知し、液晶上のサインで知らせる「脈間隔変動サイン」を搭載した。利用者が安静状態でないときや、血圧計が正しく装着されていない時などに発生する不規則な脈をキャッチし、再計測を促すことで、血圧をより正確に計測できるという。また、手が動いたり腕に力が入ったことなどを検知する「体動サイン」も備えている。 また、朝と夜の最高血圧の平均値を同時に表示する「朝夜比較」機能を採用した。脳卒中や心筋梗塞の危険性のある早朝高血圧の発見に役立てられるという。そのほか、高血圧かどうかを、WHO(世界保健機構)・ISH
昨今の健康ブームのおかげで、運動をはじめたりする人も多いと思う。流行語ともなった“メタボ”は体重と腹囲を測定するため、どこの家にありそうな機器で判断が可能。しかし、昔から健康の指標のひとつ、血圧の数値は血圧計がないと測定できない。 血圧の測定といえば、昔も今も医療機関では、看護師さんが圧迫帯を上腕にはめつけ、ポンプをシューシューやったあとに、聴診器で脈を聞きながら水銀式の血圧計で測定する。そのため、機械による全自動測定は邪道……のような雰囲気もあるが、近頃は健康診断でも全自動の機械で測定するところもあり、機械測定も浸透している。 そこで、全自動で血圧を測定してくれる血圧計の最新モデルが、ナショナルの「EW3039P」だ。手首にはめて測定するので、人によって上腕測定タイプと異なる数値が出ることもあるらしいが、メーカーが言うには一部の人を除けば手首でも正確に測定できるという。 なにより、上腕測
最近、家電量販店などに行くと、三洋電機のニッケル水素充電池「エネループ」の販売コーナーをよく目にする。エネループはニッケル水素充電池でありながら、乾電池同様の使い勝手を持った、新しい世代の充電池だ。その技術的特徴について、三洋エナジートワイセル株式会社 技術統括部 統括部長の田所 幹朗氏に話を伺った。 なお、マーケティング面の特徴については、前回、ご紹介しているのであわせてお読みいただきたい。 エネループは、乾電池型のニッケル水素電池、いわゆるニッケル水素充電池と呼ばれるものだ。 電池は、内部に充填された電解液中で、2つの電極(正極と負極)が化学反応し、そのエネルギーが放電される仕組みを用いている。このような電池は化学電池と呼ばれ、正極と負極の組み合わせによって、放電される電圧や特性が異なる。 ニッケル水素充電池とは、正極に水酸化ニッケル、負極に水素吸蔵合金(金属結晶内に水素をとらえる合金
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く