AppleがiPadで採用したプロセッサ「A4」については、これまでにも何度もその全容を知ろうという試みが各方面で行われており、小誌も最も新しい記事では「秘密がないのが秘密? - Apple A4アーキテクチャの謎とは」というタイトルでA4の最新情報について紹介している。 A4の正体がARM Cortex-A8のシングルコアにPowerVR SGXとスリム化したI/Oを搭載したSoCであることはほぼ既定事実となりつつあるが、一方でAppleが最近になり申請した特許の数々から、A4が内包する数々の新テクニックや設計思想に触れた分析も出てきている。 先の記事で、Ars TechnicaのJon Stokes氏が周囲からの情報を基に予測したA4の特徴は下記のものとなる。 ARM Cortex-A8 1GHzのシングルコア PowerVR SGX GPU 30ピン用ドックコネクタと一部メモリインタ