Palmが「webOS 2.0」のSDKをリリースし、独自のマルチタスキング「Stacks」などの新機能を披露した。 米Hewlett-Packard(HP)傘下の米Palmは8月31日(現地時間)、スマートフォンやタブレットPC向けのモバイルOS「webOS 2.0」のSDKをリリースしたと発表した。入手するには開発者向けサイトから「Early Access Program」に申し込む必要がある。 webOS 2.0の正式版は年内にリリースの見込み。HPは同OSを搭載した製品を2011年初めにリリースすると発表しており、これはiPad対抗のタブレット端末になるとみられている。 PalmはSDKのリリースに当たって、新OSでの改良点を幾つか紹介した。独自のマルチタスク機能「Stacks」は、起動しているタスクをカードに模して管理する。関連するタスクを重ね(stack)たり、1タップでタスク