近頃、街でスポーティな自転車を見かける機会が増えてきた。数年前からジワジワとブームが広がりつつあるスポーツサイクルだが、昨今のガソリン高や「メタボ対策」などという脅迫? のような要因もあって、その勢いはとどまることを知らない。そういう自転車たちを街で見かけたりして「自分も、ちょっとイイ自転車が欲しい! 」という人は多いだろう。 しかし、気軽に乗れる自転車といえども立派な乗り物。ましてやスポーツサイクルとなると、乗る側にもママチャリとは違ったつきあい方が必要になる。その第一段階が「買い方」だ。ここを間違えると、楽しくて快適なはずのスポーツサイクル・ライフが、いきなり「がっかり」なものになってしまう。 自転車をどこで買う? お薦めはやっぱり専門店 みなさんは、自分が自転車を買うとき、どんなお店に行くだろうか。筆頭は自転車屋さんだと思うが、スポーツ用品店やディスカウントストア、ホームセンターを挙
乗り物としての自転車にはルールやマナーがある 8月に掲載した「この夏、10万円で始めたい!? スポーツサイクルの正しい買い方」でも触れたように、近年増加の一途をたどっているスポーツサイクル。今までママチャリに乗っていた人はもちろん、ここ数年は自転車なんて持っていなかったなんていう人も、趣味と実用、そして健康のためにスポーツサイクルを手に入れるようになってきた。 しかし、自転車は比較的気軽に買うことができる上に、自動車のように運転免許もなく、誰でもまたがって走り出すことができる。そのため、本来「乗り物」として求められる当然のマナーや交通ルールを守らずに、スポーツバイクで路上を「暴走」している人を見かけるケースも目立ってきた。そこで、これから2回にわけて、スポーツサイクルに乗る上で最低限知っておいてほしいマナーを「出で立ち編」と「路上編」の2回にわけてお送りしたい。今回は「出で立ち編」というこ
スポーツサイクルに初めて乗る人のために、マナーやルールを紹介した前回の「出で立ち編」に続き、今回は後編として路上での振る舞い方について紹介しよう。いちばん意識してほしいのは、しつこいかもしれないが「自転車は車両の仲間」だということだ。 自転車は原則車道! 自転車道があれば自転車道を走る まず、自転車は道路のどこを走るのかということを改めて確認しておきたい。スポーツサイクルであろうがママチャリであろうが、自転車は軽車両に分類される乗り物であり、車道を走らなくてはいけない。そして車両の仲間であるから、当然「車道の左側」を走ることになっている。車道と歩道の区別が無い道路でも、もちろん左側を走行する。 スポーツサイクルが流行り始めた一方で、車道の逆走、つまり右側を走行する人も増えてしまったように思う。絶対にやめてほしい。 また、近年では車道や歩道とは別に「自転車道」が設けられているケースがある。こ
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