東大研究員というか特任教授の森口氏が米国でやったと主張するiPS細胞を使った患者を対象とした治療実験が大きな話題になっています。 この人はどういう人かというと、これが容易には分からないのですね。色んな職を動いています。 科学研究費の受領状況を知らせてくれるいちおう権威あるサイトで調べると現職は東大特任教授というのがでてきます。でも、新聞では研究員とありました。 これは不可解ではなく、わたくしも定年後は京大特任教授という称号は元いた大学内の所属からいただきましたが、でも大学本部では研究員の扱いのはずです。 財務省的ないいかたでは物件費から雇用されていた研究員でしかありませんでした。森口氏も同じようなものでしょう。つまり研究費払いの不安定な立場の研究員でしょう。 次ぎに分からないのは、誰がかれの研究活動をサポートしていたかです。みずからの独立して研究費で活動していた可能性もありますが、でも実績