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私がマイクロソフトをやめるキッカケを作ったのが、「イノベーションのジレンマ」という本だということは、以前にも書いた。IT業界でビジネスをしている限り、大きな会社にいようと、小さなベンチャー企業にいようと、この本に書いてあることを日々意識しながら仕事をするかどうかは大きな違いを生むはずだ。 このブログでも何度も引用しながら、一度もちゃんと解説を書いたことがなかったことに気が付いたので、今日のエントリーは、この本に書かれているコンセプトの解説。 そう思っていつもの様に書き始めたのだが、文字だけではとても伝えにくいコンセプトだ。しかし、図解と言えばパワポ、というのもありきたりすぎるので、会社の廊下にあるホワイトボードに手書きで描いた図を、携帯電話で撮影したものを使うことにした。通りがかった社員にも見てもらえるので、一石二鳥である。 上の図は、この本に書かれたコンセプトを一般化したもの。ブルーのラ
iPhoneがそれほど売れてないという記事がいくつか出ているけど、継続できるくらい売れていればいつかキラーアプリが出て来る。キラーアプリとは、iPhoneよりずっと有名になる何かであって、人々がiPhoneのことをその何か動かす為の機械(に少しオマケがついているもの)としか見なくなるようなもの。 問題はキラーアプリの本質には予測不能な部分があることだ。たとえば、動画配信は予測できるけどYouTubeは予測できない。そして、YouTubeが動画配信でしかないのならそれはYouTubeではない。 予測できる動画配信とは、今の社会にすっぽり収まるようなものであり、キラーアプリはYouTubeのように社会の形を変えてしまう。そこにそのアプリの本質がある。2ちゃんねるもWinnyもそうである。 YouTubeが現在の社会と不整合であるのは、偶然だろうか? 言葉を変えれば、YouTubeと整合的な社会
前回に引き続き、今年も友人&奥さん&犬連れでアップルストア総本山のパロアルト店に並んでゲットしました、iPhone 3G。 もうiPhone自体についてはあちこちで語り尽くされていますし、今さら私が何かを付け加えたところで、いつも言ってることの繰り返しになってしまうのですが、もう一度あらためて伝えたいことがあります。 iPhoneは、1980年代にパーソナルコンピュータが登場して以来の、約30年ぶりに登場したパラダイムセッターであり、コンピュータ業界、ソフトウェア業界、ウェブ業界、モバイル業界、果てはゲーム業界まで、あらゆる関連セクタの向かう先をたった一つのプロダクトで決定づけてしまったモンスターデバイスです。 おい、そりゃいくらなんでも言い過ぎだろう、と言いたくなる方が多いのはわかります。今のiPhone 3Gを使ってみて、まぁそれなりに綺麗だし使い心地もいいしデザインもいいけど、普通に
先週、記者が気になったのは、モジラ・コーポレーションCEOのジョン・リリー氏の「iPhoneはウェブじゃない」という言葉だ(参考記事:「iPhoneはウェブじゃない」、モバイルFirefoxが目指すもの)。会見の席上でリリー氏は、アプリケーション配布ネットワークのApp Storeまで含めたプラットフォームとしてのiPhoneを「generativeではない」とも指摘した。 “generative”(ジェネラティブ)という単語に戸惑った通訳者は、その意味をリリー氏に聞き返し、リリー氏はこれを“productive”という単語に置き換えて説明した。 食い止めるべきインターネットの未来の姿 “generative”は“generate”(生成する)の形容詞形で、何かを生み出す能力があるという意味だ。生物であれば生殖力や繁殖力があるという意味で、知的生産の文脈では創造力があるというほどの意味で使
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