フィリピン・タナウアンのアントニオ・ハリリ市長。首都マニラにて(中央、2016年7月18日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / TED ALJIBE 【7月2日 AFP】フィリピンの首都マニラの南に位置するタナウアン(Tanauan)のアントニオ・ハリリ(Antonio Halili)市長が2日、市の式典に出席中に何者かに射殺された。警察が発表した。ハリリ市長の名前は、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領が先に公開した麻薬取引への関与が疑われる当局者リストに記載されていたという。 ハリリ市長が市役所で毎週行われる恒例行事に臨んでいた際、何者かが離れた場所から撃った銃弾1発が市長の胸に命中。搬送先の病院で死亡が確認された。 タナウアンのレナト・メルカド(Renato Mercado)警察署長はAFPに対し、約150メートル離れた場所から発砲されたと明かし、「