【12月29日 AFPBB News】12月21日夜、神奈川県のあるアパートの一室は、「地球を感じる闇鍋」パーティーの参加者約20人でにぎわった。開催したのは、昆虫食の普及にまい進する、篠原祐太さん(21)。慶應大学に通う大学2年生だ。6畳とキッチンのアパートに、コオロギからゲンゴロウ、ゴキブリに至るまで、あらゆる種類の生物を数千匹は飼う。 普段の昆虫食の企画は月に数回。TwitterやFacebookなどのSNSでの告知を通じて、大抵20人前後が老若男女問わず集まる。今回の闇鍋は「どんな食べ物も生き物であり、どんな生き物もまた食べ物である」をコンセプトに、コオロギ、ゴキブリ、イナゴ、ミールワーム、ハニーワーム、カイコ、ゲンゴロウ、タガメなどの昆虫に加え、ヤモリ、カエル、イモリや、普段食べられていない部位であるカモの頭や豚の鼻などが使われている。これらの食材は、市販の食用のものや、篠原さん