産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が20、21両日に行った世論調査で、 菅内閣の支持率は政権発足以来最低の21・8%となり、「退陣水域」とされる1割台を 辛うじて上回るだけの数値まで急落。そして「首相にふさわしい」の首位にはなんと、 民主党の小沢一郎元代表が躍り出た。 調査結果によると、菅内閣の支持率は、10月に比べ14・6ポイント落ちて21・8%。 これは、退陣時の安倍内閣(20・0%)、退陣直前の鳩山内閣(19・1%)に匹敵する 数字だ。「支持しない」も、13・3ポイント増えて59・8%に上昇した。 政党支持率では、民主党の18・9%に対し自民党が21・9%となり、政権交代後初めて 自民党が民主党を上回った。 また、首相にふさわしい政治家では、小沢氏が8・6%でトップ。前原誠司外相(7・0%)、 新党改革の舛添要一代表(6・8%)と続き、菅首相は6・6%で4位に甘んじた。 菅