ダイハツ工業の伊奈功一社長は13日、ガソリン1リットルあたり30kmの燃費を実現する 新型軽自動車について、100万円を下回る価格設定を目指していることを明らかにした。 伊奈社長は同日、都内で開いた新車発表会で一部報道陣に対し語った。 ダイハツは2009年の東京モーターショーに出品したコンセプトカー『イース(e:S)』を ベースにした新型車を来年中に発売する計画。 伊奈社長は、この新型車の価格について「100万円というのがひとつのキー」としたうえで、 「それを下回る位の車を造りたい。高い目標だが、今それを一所懸命やっている」と述べた。 ダイハツは09年から『調達改革』と名付けた原価低減活動に取り組んでいる。 13日に発売した新型『ムーヴ』では、「調達改革の成果を一部反映し、総コストとして 従来型に比べ10%の原価低減を実現した」(伊奈社長)という。 イースベースの新型車ではさらに調達改革を