昨日は秋に出る雑誌の連載で『源氏物語』の鼎談でした。 「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」、それぞれ、少女、ブス、老女、敵一族の女、との性愛という、濃い巻々。 私は司会進行役を兼ねているのですが、一回目はともかく、二回目の今回、他のお二人の面白さを引き出せた自信がなく、次はそのあたりに注意しようと今から心している次第。 田中ひかるさんから『「オバサン」はなぜ嫌われるか』(集英社新書)、私の『オバサン論』も引用されています。参考文献に拙著が載るって嬉しいですね。 ふと考えてみると、私も五十になり、また、以前から性=政であり、生などと言っているせいか、最近、中高年の性愛絡みの仕事が増えてる気がします。 「オバサン」はなぜ嫌われるか (集英社新書) 作者: 田中ひかる出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/05/17メディア: 新書 クリック: 24回この商品を含むブログ (4件) を見る