今はまだ「新型検査で分かるのは3種類の染色体異常だけ」といわれている。だが実際には、様々な病気が胎児の段階で、いや、妊娠前でさえ診断できるのだ。未だ報じられていない最前線をスクープする。 本当は調べれば分かるのに 「新型出生前検査の受け付けを始めた4月1日には10件の問い合わせがあり、うち6人の方が遺伝カウンセリングの予約をされました。検査を行うかどうか、遺伝カウンセリングを受けた後、決めることになります」 こう語るのは、北海道大学病院産科・外来医長の山田崇弘医師だ。 妊婦からの採血だけで、ダウン症など胎児の染色体異常が高精度で分かる、新型出生前検査。今月1日、ついに全国の認定医療施設で開始された。すでにカウンセリングを終えて、採血を受けた妊婦も出てきている。彼女たちの検査結果がわかるのは、約2週間後の今月中旬である。 本誌では、過去4回にわたる出生前検査特集記事で、母親、医師、そして各界
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く