1871年、京都の覚馬邸での生活が始まる。しかし、時栄とひとつ屋根の下での生活には微妙な空気が流れまくって視聴者の方がいたたまれなくなる。覚馬は「九年ぶりに皆で暮らせることになりました」と亡き父に報告するが、ミネは「皆揃ってなんかいねえ!」と叫びながら部屋から出ていき納戸に篭ってしまう。 ミネの心配をする八重に対して、覚馬は家のことは時栄に任せろと突き放す。そして国際法のテキストである『万国公法』を読むように指示する。 翌日、覚馬は京都府庁に出仕する際のお供を八重に命じる。八重は覚馬を背中に担いで府庁内を練り歩く。今まであまり八重の桜をご覧になっていない方には理解しづらいかもしれないが、八重がいかに力持ちだったかという点をやけに強調するのがこの大河の最大の特徴である。府庁の廊下を八重におぶられながら、覚馬は八重に万国公法の講義のようなことをするのだが、ここで画面下には「お前は国際法の精神を