ブラジル経済の好調は続いている。 ますます絶好調である。 国内経済がなによりも堅調である。 車も売れているし、建設ラッシュである。 ともに、実需が伴っている。 さて、2004年以来高騰を続けているブラジル通貨レアルの対米ドルレートが、とうとう1999年以来の水準に達した。 なにも対米ドルだけではなくで、対ユーロでも対日本円でも同様の傾向である。 1999年2月の対米ドル、対ユーロ、対日本円の為替レートを100として、その後の変動率を示すグラフである。 ※グラフは、すべてクリックすると拡大する。 1年前の対米ドル、対ユーロ、対日本円の為替レートを100として、その後の変動率を示すグラフである。 そして、1999年からの対米ドルレートの推移である。 1999年からの日本円の対レアルの推移である。 1997年はタイに始まったアジア通貨危機のあった年である。 1998年の前半は、ロシアのルーブル危