■ はじめに Ansible には、Playbook 実行時に予めどのような変更がせれるかを、実際に変更を加えることなくチェックできる、check モード (Dry-run)という機能があります。 これまでは、通常実行時も check モード実行時も、実行ログ上は特に変わりはありませんでした。 Ansible 2.9 から、デフォルトのコールバックプラグインに、check モードで実行されたタスクにのログに印を付けられるようになりました。 この記事では、簡単な例をもとにして説明します。 ■ 設定 ansible.cfg と環境変数の、2通りの設定方法があります。 ansible.cfg ansible.cfg で設定する場合は、[defaults] セクションに以下のように指定します。 [defaults] check_mode_markers = yes 環境変数 ansible.cfg