ブックマーク / www.astroarts.co.jp (2)

  • 月重力測定の兄弟探査機「グレイル」打ち上げ成功

    【2011年9月12日 NASA】 日時間11日未明、NASAの月探査機「グレイル」が米・フロリダ州のケープ・カナヴェラル空軍基地から打ち上げられた。年末年始に兄弟機がそれぞれ月に到着し、約2ヶ月半にわたって月の重力分布を精密に測定する。 「グレイル」打ち上げの様子。クリックで拡大(提供: NASA/Darrell McCall) 月で重力測定を行う2機の「グレイル」のイメージ図(提供: NASA/JPL-Caltech) 「グレイル」(GRAIL:「重力測定・内部調査機」の略で、「聖杯」を意味する)は、2つの探査機を同一の月周回軌道に乗せ「フォーメーション飛行」しながら調査を行うというユニークなミッションだ(注)。それぞれの機のスピードやお互いの距離の変化をとらえることで、その直下の重力を測定する。 重力は物質の密度・質量に左右されるため、重力測定から内部構造を知ることができ、そこから

    HITS
    HITS 2011/09/13
  • 木星の大移動が火星を小さくした?

    【2011年6月9日 NASA】 シミュレーションによって、木星は太陽系形成初期に一度太陽に近づいた後、再び離れて現在の軌道に落ち着いた可能性があることがわかった。惑星が移動することはこれまでも指摘されてきたが、この結果では火星の質量が地球や金星と比べて小さいことも説明が可能だとしている。 原始太陽系円盤の想像図。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 現在の木星と土星。クリックで拡大(提供:NASA/GSFC) 計算機の発達により、太陽系の惑星がどのように形成されたのかというシミュレーションが活発に行われている。今回発表されたのは、木星は一度火星軌道くらいまで太陽に近づいた後、現在の軌道に落ち着いたというシミュレーション結果だ。 現在、木星は太陽から5.2天文単位(1天文単位は地球と太陽の距離=約1億5000万km)の軌道を公転しているが、今回の結果によれば、木星は最初

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    HITS 2011/06/10
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