©荒川弘 / 小学館 突然ですが、「マンガ」のあるシーン・ある言葉に、ハッと気づきを与えられたこと、勇気づけられたこと、ありますか? 普通に仕事をしているだけではなかなか気づくことのできなかった考え方など、「マンガから学べた!」ってこと、あると思います。そんな仕事に人生にジンジン効いてくるマンガの1フレーズを、筆者の独断と偏見で選定、解説までしてしまうこのコーナー。 今回は、多くのファンを持つ荒川弘先生の『銀の匙』(小学館)より、仕事の「合う・合わない」を考える際に大切な言葉をご紹介します。 「合う・合わない」の判断は間違いやすい 人は誰にでも「向き・不向き」、あるいは「合う・合わない」があります。ですが、自分でその判断を正確に下すことは、実は難しいことです。 自分が「向いている・合っている」と思って始めたことでも、実際にやってみたらあまり上手にできなかったり、「向いていない・合っていない