自分の金で印刷製本代を払って自分の金で原稿料を払って発行しているのが『オフショア』だし、それまでのウェブzine「Offshore」時代も誰かにスポンサーになってもらったりお金をもらって取材に行ったことなんてない。 自分の金でやってるということは、本来、どんなこともできるしどこにでもいけるはずなのに、なぜか、編集長・発行人である私を少し上の立場から批判し、えらそうに口を出してくる「おっさんベテラン編集者」のような存在が自分の内部にいる。その存在に、この数週間でやっと気づくことができた。おっさんベテラン編集者には申し訳ないが、そろそろここで、私の頭の中から退いていただくようにお願いした。おっさんベテラン編集者への解雇通知を行った。 おっさんベテラン編集者は、私がこんなことで悩んだときに、どこかで使い古されてそうなアドバイスをよこしてくる。とくに私が書くインタビュー記事で、こういうことを言って