写真:吉崎貴幸 食べ物を自由に「印刷」できる未来 3Dプリンターは、コンピューターで作った3Dデータを立体的に出力する機械。 フィギュアやロボットなどのホビージャンルから建物の建築まで、立体物を作る場所ですでに広く使われています。 その「どこでも誰でも立体物を作ることができる」という技術に注目し、なんと食べ物を出力してしまうという目的で研究が進んでいるのが3Dフードプリンター。 つまり樹脂や建材ではなく、「食材」で立体物を印刷する3Dプリンターです。 書籍『COOK TO THE FUTURE 3Dフードプリンターが予測する24の未来食』(グラフィック社)では、3Dフードプリンターによって近い未来に起こりうる食の変化が予測されています。 さらには、新奇な食べ物を作れるだけではなく、社会や人間の意識が革命的に変化するかもしれない「フードテック」の可能性が語られています。 著者である宮城大学食