ウィルコムは5月29日、2012年夏モデルとして、ウィルコム初となるAndroidスマートフォン「DIGNO DUAL WX04K」(DIGNO DUAL)を発表した。OSはAndroid 2.3。カラーはホワイト、ブラック、ピンク、グリーンの4色で、6月下旬に発売予定。 DIGNO DUALは、PHS(音声)と3G(データ通信)のデュアル方式を採用したスマートフォン。ウィルコム同士であれば24時間無料で通話でき、他キャリア向けには月額980円で月500回まで10分以内の無料通話ができる「だれとでも定額」を提供する。デュアル方式により、都市部から郊外まで通信エリアを幅広くカバーし、PHS圏外時は3Gでも通話可能。 ウィルコムでは、DIGNO DUAL専用の料金コース「ウィルコムプランD」を用意。月額基本使用料980円、ウェブ接続料315円、3Gパケット定額料5460円を合算した6755円の
ソフトバンクモバイルが、5月16日に横浜市営地下鉄の一部駅構内で「ソフトバンクWi-Fiスポット」の提供を開始する。 5月16日時点で利用可能となるのは、横浜市営地下鉄ブルーラインが弘明寺、蒔田、吉野町、阪東橋、伊勢佐木長者町、関内、桜木町、高島町、横浜、三ツ沢下町、三ツ沢上町、片倉町、岸根公園、新横浜、北新横浜、新羽、あざみ野の各駅構内、グリーンラインが中山、川和町、都筑ふれあいの丘、センター南、センター北、北山田、東山田、高田、日吉本町、日吉の各駅構内。今後すべての駅にサービスを順次拡大する。 ソフトバンクWi-Fiは、ソフトバンクのフラット型パケット定額サービス・プラン加入者は無料で利用できる。その他のパケット定額サービス・プラン加入者は月額490円の利用料がかかるが、2013年3月31日までの加入で2年間無料で利用可能。同Wi-Fiスポットは2012年3月時点で24万カ所を突破して
「まさに念願がかなった!今夜は酒が旨い」--ソフトバンクモバイル代表取締役社長の孫正義氏は3月1日、プラチナバンドの割り当てが同社に決定した喜びをこのように語った。ソフトバンクは1月27日に、900MHz帯を使用する特定基地局の開設計画を総務省に申請。3月1日に総務大臣より同開設計画の認定を受けた。7月25日より900MHz帯を使用した通信サービスを開始する予定だ。 900MHz帯は、障害物などがあっても電波が届きやすく屋内でもつながりやすい“プラチナバンド”と呼ばれている。NTTドコモとKDDIはすでに異なるプラチナバンドを割り当てられており、大手通信3社では唯一ソフトバンクだけが割り当てられていない状況だった。「800MHz帯のプラチナバンドを得るために総務省を相手に訴訟まで起こして大騒ぎをした。それからもう8年が経った。我々にとって長い道のりだったが、やっと念願叶ってついにプラチナバ
白石 武志 日経ビジネス記者 日本経済新聞社編集局産業部(機械グループ)、京都支社、産業部(通信グループ、経営グループ)を経て、2011年から日経ビジネス編集部。現在は通信、半導体、家電業界などを担当する。 この著者の記事を見る
写真2●TDDの推進団体「Global TD-LTE Initiative」(GTI)の設立セレモニー。写真右からソフトバンクの孫正義代表取締役社長、チャイナモバイルの王建宙会長、バーティエアテルのスニル・バーティ・ミタル会長、一人あけて国際電気通信連合(ITU)の趙厚麟事務総局次長 ソフトバンクグループ、中国移動(チャイナモバイル)、インドのバーティエアテル(Bharti Airtel)および英ボーダフォングループは現地時間2011年2月14日、スペイン・バルセロナで開催された「LTE TDD/FDD International Summit」で、TDDの推進団体「Global TD-LTE Initiative」(GTI)の設立を発表した。TDD技術の普及を共同で進める。 設立にあたり、チャイナモバイルの王建宙(Wang Jianzhou)会長、バーティエアテルのスニル・バーティ・ミタ
ウィルコム、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合、ソフトバンク、企業再生支援機構の4社は3月12日、ウィルコムの再生支援に関する基本合意書を締結したと発表した。 ウィルコムは現在、大きく分けてPHS事業と次世代高速無線通信技術「XGP」事業の2つを展開しているが、今後ウィルコムが継続するのはPHS事業のみ。更生計画の認可決定後、既存株主の株式を100%減資で消却したうえで、新たにアドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド(APファンド)に対して3億円の第三者割当増資を実施する。これにより、ウィルコムはAPファンドの100%子会社となる。 ソフトバンクはAPファンドと共に新会社を設立。ウィルコムからXGP事業のすべてと、基地局設置場所の大半を10億円で譲り受ける。ウィルコムは今後、新会社から基地局の場所を借りてPHSサービスを運営することになる。新会社はウィルコムに対し、X
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く