印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本航空(JAL)は4月17日、コミュニケーション・プランニング(CP)の仮想現実(VR)技術を用いた訓練用シミュレーター(VRシミュレーター)を報道機関向けに披露した。VRシミュレーターは8日からJALグランドハンドリング(JGS)の航空機けん引訓練に導入されている。 JGSは国内の主要空港で航空機のけん引や、手荷物・貨物を搭降載するグランドハンドリング業務を担う企業。航空機は自力で後退できないため、後退する際は「トーイングカー」という専用の車両でけん引しなければならない。「けん引作業には資格が必要だが、実際の運行や整備の都合上、訓練できるタイミングは限られていた」と同社の安全品質部部長である鈴木誠二氏は話す。こういった背景からJGS