米マイクロソフト(MS)のパソコン用ソフトをめぐり、韓国軍が保有する正規品の数を大幅に超えて使用しているとして、MSが韓国国防省に約2100億ウォン(約140億円)の使用料を請求していることが30日、分かった。聯合ニュースなどが伝えた。 MSは4~5月、韓国軍が使用している自社ソフトの数などの確認を求める通知文を3回にわたり国防省に送付し、使用料の交渉に応じるよう要請した。 国防省は「MSは使用料を勝手に計算している」と主張。軍のソフト使用状況を把握した上で交渉に応じるとした。 MSは「違法ソフトの使用率が高い韓国で、政府機関などが正規品を使うことには象徴的な意味がある」としている。(共同)