われわれが「いにしえからの伝統」みたいに思っていることには明治以降とか昭和になってから一般的になったものもたくさんある。by 渡邊芳之 ※ 例によって「自分は昔から恵方巻きを食べていた」というコメントがたくさん来るのだけれど,例によって「だからどうした」としか言いようがない。私だってクジラの皮の味噌汁やサバ缶を卵閉じした味噌汁を50年前から食べていたが,それが日本の伝統だとは思わないよ。 by 渡邊芳之 続きを読む
和食に欠かせない「だし」だが、自分で取るのはなんとなく面倒に感じ、インスタントのだしを使っている人も多いかも。でも、実はだしは1分で取れるものだって、知ってました? そんな目からウロコの情報を得たのは、先日おこなわれた「第一回親子で昆布味覚授業」でのこと。 料理の基本であるだしについて学び、正しい味覚を鍛えてほしいという目的でフジッコ株式会社が小学生とその親を対象に実施した食育プログラムだ。講師はなんと、ミシュラン2つ星の和食の名店「分とく山」の総料理長であり、天然だしのPR・啓蒙活動をおこなうだしソムリエ協会のアドバイザーもつとめる野崎洋光さん! ライフスタイルの変化にともない、日本の食文化をよく知らない日本人も増えている今日このごろ。 「お米や味噌、醤油のことはわからないのに、チーズとかワインは一生懸命勉強するんですよね。日本のものって何? ということを日本人が一番知らない」 と皮肉ま
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