地上8メートルの高さで捕獲されたノミバエ科のハエ。まだ学名はない。昆虫学者のブライアン・ブラウン氏によると、このハエは、他の昆虫に卵を産み付け、最終的には宿主を殺してしまう寄生バエであるという。この記事の昆虫の写真は、米ロサンゼルス郡立自然史博物館の昆虫担当学芸員であるブラウン氏が、コンピューターチップの欠陥を調べるために開発された顕微鏡カメラを使って撮影したものだ。(PHOTOGRAPH BY BRIAN BROWN, NATURAL HISTORY MUSEUM OF LOS ANGELES COUNTY) 「すごい、まるで新大陸を発見したようだ、と思いました」と、米ロサンゼルス郡立自然史博物館の昆虫担当学芸員ブライアン・ブラウン氏は語る。昆虫についての話だ。 南米アマゾンで昆虫を研究する場合、ほとんどの昆虫学者は下を向いて、熱帯雨林の林床を構成するコケや下草に目を凝らす。しかし、ホセ
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