海自に埋蔵銀15億円? 救難艇電池用の銀、大幅に余る2008年10月23日15時3分印刷ソーシャルブックマーク 海上自衛隊が潜水艦の救難艇や魚雷で使用する銀電池について、会計検査院が調べたところ、廃電池や、電池から取り出した銀を大量に保管していたことが分かった。海自は廃電池を新しい銀電池にリサイクルするとしていたが、活用していなかった。検査院は、廃電池約17トン(3228個)には約9億8千万円の価値があり、速やかに売却するべきだとしている。 銀電池は銀で構成される電池で、高い出力が可能などの特徴がある。救難艇には縦横11センチ、長さ45センチの銀電池を160本使用する。 検査院によると、海自は廃電池から銀を回収して新たな銀電池を作るとしており、5年分の銀か廃電池を計約5トン、常時確保しておくと定めている。それ以上の廃電池は売却するとしていたが、08年3月の段階で、廃電池約17トンのほかに、