国立科学博物館は、甲府市の民家の水槽で国内でこれまで確認されていなかった新種のマリモが見つかったと発表しました。 国内のマリモについては、これまでに北海道の阿寒湖や山中湖などで確認されている「マリモ」と、富山県の民家の池で見つかった、「タテヤママリモ」の2種類が確認されていました。 国立科学博物館では、10年ほど前から山中湖のマリモの研究を行ってきましたが、3年前、甲府市の民家の水槽でマリモが大量に発生したとの連絡を受けて確認したところ、これまで国内で確認されてきたマリモとは異なるきれいな丸い形であったことなどから、新種の可能性があるとして、遺伝子解析を行いました。 その結果、これまでの2種類のマリモの遺伝子配列とは異なる、スリランカで最初に見つかったマリモの配列と一致したということで、博物館は、国内で3種類目の新種のマリモが見つかったと発表しました。 このマリモが発生した民家では、魚の産