韓国・ソウルでコールセンターの従業員ら93人が新型コロナウイルスに感染したことがわかり、首都での感染拡大への懸念が高まっている。 集団感染が明らかになったのは、ソウル市南部の新道林にある保険関連のコールセンター。ソウル市によると、11日までに従業員ら93人の感染が確認された。同じ職場にいた約200人をはじめ、別のフロアに勤務していた人にも検査が進められている。 ソウル市は市内にある400か所以上のコールセンターへの調査を進めるほか、さらなる集団感染を防ぐためカラオケ店やネットカフェにも営業を停止するよう勧告した。 ソウルで起きた集団感染としては最大規模で、従業員らの居住地も広範囲に及ぶため、首都での感染拡大への懸念が高まっている。