数日前の朝。 自宅の玄関ドアを開けると、白いランニングと白い短パン姿のおっさんが、ドアの裏でタバコを吸っていた。 我が家はブロック塀に囲まれており、玄関ドアから少しだけスペースを空けて門扉がある。 そのおっさんは門扉と玄関ドアの間にいた。 わたしは法律のことは詳しく知らないが、他人の家の敷地内でタバコを吸っているこのおっさんのことは、きっと住居侵入で罪に問えるだろう。 見ず知らずのおっさんに不法侵入されているにも関わらず、全く慌てている感じがしないわたしに、違和感を感じておられる方もいらっしゃるかも知れない。 事実、わたしは慌ててはいなかった。 なぜなら玄関ドアの裏にこのおっさんがいたのは、もうこれで3回目だからだ。 そのおっさんに最初に遭遇したのは1ヶ月ほど前の朝だった。 その時はさすがにビビった。 なんだこのおっさん勝手に他人の家の敷地に不法侵入するだけでは秋田ラジュ、あまつさえ紫煙を
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