『男色比翼鳥』巻1の2の続きだよ♪ 取り上げて欲しい作品やテーマは引き続き募集中だよ! ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しております。 男色比翼鳥 6巻. [1] - 国立国会図書館デジタルコレクション ※画像はクリックすると拡大します。 【翻刻】 折しなければうちすぎぬ我々三人かく浪(らう)人したる 事若道をすけるゆへ殿の御目をくらまし御小 性と不義(ふぎ)あらわれすてに御手討にも成べき所に 御情をもつて命をたすかりあるにかいなき浪人姿(すかた) さりとハ無念こつづいに通り今千日くゆれどかいなし 抑/\此おこりを考(かんがへ)見るに人にすぐれ衆道に浮身を なやまし昼夜(ちうや)大酒に我をわすれ人をないかしろ にし我まゝのふるまい立所に天ばつあたりし也さる によつて今改女道にかたむき妻もつて朝夕(ちやうせき)是を たのしむ然るに貴殿古しへにひとしく