TK-80 (Training Kit μCOM80) とは、日本電気 (NEC) の半導体部門[注 2]が1976年8月3日[1][2]に発売した、マイクロコンピューター(マイコン)システム開発のための「トレーニングキット」である。 概説[編集] NECのμCOM80つまり8ビットプロセッサのトレーニングキット(※)である。 NEC側はもともとはあくまでトレーニングキット(※)のつもりで当キットを構想・設計・発売、つまり当時まだ知る人がほとんどおらずそもそも需要すら無かったマイクロプロセッサというものの需要を掘り起こすために、マイコンシステムを業務として開発する可能性のある技術部門や企業の技術者などが購入することを想定していたが、実際には公表された仕様を見て、基本となる入出力装置を備えているので高価な端末を別途用意せずこのまま本体だけでも使え、しかも入出力が最初から一体化された仕様で設計