2014年1月3日のブックマーク (1件)

  • 佐久間亜紀・『信濃教育』2008年1月号「『教師力』なんて言うな!-悩める教師への賛歌」

    ***引用の際は、下記雑誌の出典を明記してくださるようお願いします*** 信濃教育会 『信濃教育』 1454号(2008年1月) 巻頭論文原稿 特集テーマ「教師の生き方を考え、指導力を磨く」 「教師力」なんて言うな!-悩める教師への賛歌 佐久間亜紀(上越教育大学) 「教師力」――こんな言葉は、ほんの数年前まで存在すらしなかった。いま、この言葉に、ざらざらした違和感を覚える人は、いったいどれくらいいるだろう。 この言葉は、私たちの教育や教師たちへのまなざしを一変させてしまう。「教師力」と言った瞬間に、教師としてどのように<在る>かではなく、教師として何をどれくらい<持つ>かが、問題にされてしまうから。そして、誰かに何かを教えるということが、教師と子どものあいだに成立する相互生成的な出来事ではなく、あたかも教師が一人でおこなう一方通行の出来事であるかのように錯覚させてしまうから。

    HeDis
    HeDis 2014/01/03