俺はある狭い分野の専門家だ。 で、wikiにその専門分野のことを書いたのは俺だ。 でもネットの情報って全部が本当ってわけじゃないだろ? だからwikiに書いたことに嘘を混ぜた。 するとどうだ。ネットで知識を仕入れて自称専門家を名乗る奴が俺のwikiの内容をそのまま読み上げては相手を論破した気でドヤ顔しててさ、正直爆笑した。 だってその情報、嘘なのに。 けどその情報が嘘だって、誰も分からなかった。誰も気づかなかった。 そりゃそうだよな。狭い分野の話だし、嘘か本当か分かるような専門家なんてその場に居なかったんだから。 ネットの情報を鵜呑みに信じて、こいつらほんっと馬鹿だよな。 とそう思ったとき、俺はハッとした。 もしかして、俺と同じことをしているやつが居るんじゃないかって、気付いたからだ。 俺は当たり前にネットに転がる情報を信じる。もちろん、一つのページの情報からじゃない。 本当に必要な情報を
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