出典:Dunk / flickr (CC BY-SA 2.0 DEED)米EV(電気自動車)大手のテスラのADAS(先進運転支援システム)である「FSD(Full Self-Driving)」が、中国・上海で走行テストを行う許可を取得したようだ。米メディアが報じている。 同社のCEO(最高経営責任者)であるイーロン・マスク氏は2024年4月に中国を訪問した際に、FSDを中国で本格展開する前のデータ収集として、FSDを搭載した自動運転タクシーを試験走行させることを提案したと言われている。それに対し中国側も前向きな姿勢を示していたようだ。 今回中国での走行テスト許可を得たことにより、テスラと中国の関係性に再び注目が集まっている。破天荒なイーロン・マスク氏なら「結局は口だけ」だとしても、中国移転をにおわせる可能性もあるかもしれない。 ■2018年に「Tesla Shanghai」開設テスラは中国