iPhone OS 3.xで導入された新機能の1つに"テザリング"(Tethering)があるが、中には同機能の利用を許可していない国やキャリアが存在する。米国のiPhone独占提供キャリアである米AT&Tもその1つだが、米Wall Street Journal紙の5月19日(現地時間)の報道によれば、同社が間もなくiPhoneでのテザリングを許可する可能性があるという。 これはWSJが米AT&T OperationsのCEOであるJohn Stankey氏へのインタビューとして報じているもの。AT&TはiPhone以外の一部端末にはテザリングを許可しているなど、そもそも一貫してテザリングを禁止しているわけではない。iPhoneでのテザリングを許可しない理由として、第一に端末利用ユーザー数が圧倒的に多いこと、そして昨年ごろに大きな問題になったネットワークの品質低下だ。iPhoneユーザーは