フォティーンフォティ技術研究所(FFR)は、Winnyネットワークでのファイル発信者を特定する情報漏えい対応ツールを発売した。 セキュリティベンダーのフォティーンフォティ技術研究所(FFR)は9月3日、Winnyネットワークにおいて任意の流出ファイルを保持するコンピュータのIPアドレスを特定するツール「WinnyRadar」の販売を開始した。Winnyによるファイル流出で情報漏えいを起こしたユーザー企業やサービスプロバイダーの事後対策に役立てることができる。 WinnyRadarは、いったんファイルが流出するとその保持者を突き止めるのが難しいP2Pファイル交換ソフト「Winny」のネットワークを可視化するツール。暴露ウイルス感染などで流出したファイルの保持者を特定し、ファイルの削除といった事後対策や経過の観察を行うことで、さらなる流出を防ぐことができる。 WinnyRadarは、Winny