「誰も音楽を買わない!」との主張もあるが、消費者が音楽に費やすお金が消えたわけではなく、ただ、その流れ方と受領者が変わっただけーー。音楽業界ニュースサイトのHypebotが伝えた。 インフレ調整後の音楽ソフト産業(米国)のピークはNapster登場以前の1999年ごろで、業界全体の収益は2010〜2014年に底を打ってから回復傾向にある。資金の流れを見ると、1999年は基本的に「消費者→小売業者→レーベル→アーティスト」という形だったが、2026年現在は「消費者→プラットフォーム→権利保有者→アーティスト」となっている。 消費者の音楽への支払額に占める割合は、1999年(CD時代)に流通/小売業者が15%、レコードレーベル/所有者が52%、ソングライター/出版社が11%、アーティストが13%、テック/プラットフォームが4%だった。一方、2023年(ストリーミング時代)にはテック/プラットフ

