フランスの極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン党首、仏海外領土レユニオン島で(2016年11月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/Richard BOUHET 【1月3日 AFP】今年4月に大統領選を控えるフランスで、極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首に似たキャラクターを登場させて欧州で台頭するナショナリズム(国家主義)を描いた新作映画が来月公開されることを受け、同党幹部から怒りの声が上がっている。 ベルギーのリュカ・ベルヴォー(Lucas Belvaux)監督が手掛けた映画『Chez nous(私たちの家)』は、仏北部に住む看護師が、「愛国連合」なる強硬派政党から選挙に立候補しないかと持ち掛けられるストーリー。 この架空の政党は、その主義主張や、仏ベテラン女優のカトリーヌ・ジャコブ(Catherine Jacob)が演じる金髪の女
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