<ビネウスキの奇天烈カーニバル>は様々なゲテモノの見世物<ギーク>を売りとしてアメリカ中を巡業している。団長アルは、一座の花形をつくるべく、妊娠中の妻リリーにあらゆる薬物を投与し、奇形である<フリーク>の子どもたちを産ませていった。アーティは、手足が小さく変形してヒレのように見える<あざらし少年>、プールの中を泳ぎまわる。エリーとイフィーは胴から下が一つにつながるシャム双子、アンサンブルのピアノが見世物。次に産まれたわたし、オリーは、残念ながら瘤のあるせむしで、小人で白子なだけの平凡なフリーク。そして最後に産まれたチックは・・・