半世紀ぶりの大改正で、「洗濯機」「シャツ」など見慣れた絵柄がなくなり、デザインも現行の22種類から41種類に増える。ただ、変更に関する認知度は低く、国が周知に力を入れている。 現行の表示は、1968年に日本工業規格(JIS)で定めた日本独自のもの。衣類の輸出入の際に表示の差し替えが必要となるなどの問題から、経済産業省が2014年、欧州などで普及している国際標準化機構(ISO)の規格に沿う形で、変更を決めた。導入は今年12月1日から。11月末までに現行表示を付けて店頭で並んでいた衣類は当面そのまま販売されるが、順次切り替えられていく。