ダイヤ乱れの際にも電車を可能な限り動かし、日本鉄道賞において「列車の遅延を最小限に抑制した」と特別賞を受賞した京急電鉄。ダイヤ乱れを即座に回復させる“現場力”について、京急電鉄に聞いてみました。 「影響のない区間はできる限り運行する」が鉄則 京急電鉄は2015(平成27)年10月、「日本鉄道賞」において「高度な安定輸送実現」特別賞を受賞しました。 その選考理由は「列車の遅延を最小限に抑制した、わが国で最高水準の安定輸送を着実に提供してきたこと」「ハード面の改善と工夫を長期にわたって積み重ねてきたことに加え、『人間優位』の運行管理思想を社内の隅々まで徹底してきたこと」というものでした。 では、どのようにして列車の遅延を最小限に抑制しているのでしょうか。 京急電鉄は「故障や事故などで電車が止まったときでも、影響のない区間はできる限り運行するというのが京急電鉄の鉄則です。日頃から、沿線にある4つ
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