去年、結婚した夫婦の数は、66万組余りで、おととしよりも3万組以上減って、戦後最も少なくなったことが厚生労働省のまとめで分かりました。 厚生労働省によりますと、去年、結婚した夫婦の数は、66万1899組で、おととしよりも3万8000組余り減少しました。 結婚の件数は、団塊の世代が20代を迎えた昭和40年代後半には100万組を超えましたが、その後は減り続け、団塊ジュニア世代の結婚で、一時、増加に転じたものの、横ばい状態が続きました。3年前からは毎年減っていて、去年は初めて70万組を下回り、戦後最も少なくなりました。 平均の初婚年齢は、男性が、30.7歳、女性が、29歳で、男女ともにおととしよりも0.2歳上昇してこれまでで最も高くなり、晩婚化が進んでいることがうかがえます。 都道府県別に見ますと、平均の初婚年齢が最も高いのは男女共に東京で男性が31.9歳、女性が30.1歳で、女性は初めて30歳