小笠原諸島の周辺で中国漁船が貴重なサンゴを密漁しているとみられる問題で、27日、地元の漁船に同乗したNHKの取材班が、父島の沖合で中国から来たとみられるサンゴ漁船2隻の姿をカメラで捉えました。 現場は父島の西の沖合で、27日午前10時半ごろ、地元の漁船に同乗したNHKの取材班がこちらの船から数百メートル離れたところに、サンゴ漁船2隻が停止しているのを見つけました。 2隻はいずれも全長50メートルほどある大型の船で、こちらの船に気付くと逃げるように父島とは逆の方向に動き出しました。 船体には漢字が書かれ、このうち1隻には中国の国旗とみられる赤い旗が掲げられていました。 甲板には、網を巻き上げる時に使う大きな装置が備え付けられ、もう1隻の側面には、サンゴ漁に使っているとみられる青い網が多数、並べられているのが確認できました。 船内には数人の人影が見え、中には手を振ってくる乗組員の姿も見られまし
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