熊本地震で避難生活が長引いている人たちの負担を少しでも和らげようと、ベッドや浴室を備えた客船を一時的な宿泊場所として利用してもらう取り組みが、熊本県の八代港で始まりました。 500の客室があり、23日は八代市内で避難しているおよそ180人が、それぞれの避難所から自衛隊が用意したバスで港に到着し、順番に乗り込みました。 客室は1泊2日で利用でき、避難者たちは早速、割り当てられた個室に入って、ベッドの上でくつろいでいました。 また、浴室も利用できるほか、レストランでは食事も無料で提供されるということです。 6か月の子どもと一緒に避難している母親は「避難所では、赤ちゃんが泣くと周りに迷惑がかかるかなと気になっています。赤ちゃんもストレスがたまっていると思うので、きょうはゆっくりします」とほっとした表情で話していました。 この客船は、大きな被害を受けた益城町で避難している人にも今月27日から開放さ
運転を再開し、博多へ向けて被災した熊本市内を走る九州新幹線の車両(23日午前11時58分、読売ヘリから)=松田賢一撮影 JR九州は23日朝から博多―熊本間で車両の試験運転を実施して最終的な安全を確認し、正午前に両駅間で営業運転を再開した。 同区間の運行再開は14日夜の「前震」以来、9日ぶり。 九州新幹線は14日の「前震」で、熊本駅の南約1キロ付近で回送車両(6両)が脱線し、全線が不通となった。被害が少なかった新水俣(熊本県水俣市)―鹿児島中央(鹿児島市)間(84キロ)は20日に運転を再開。防音壁の落下や高架橋のひび割れなど計25か所の破損箇所が見つかった博多―熊本間では、応急的な修復作業を終え、23日午前、試験車両を往復させて安全性に問題ないと判断した。 運行を再開したのは各駅停車で、23、24日は博多―熊本間で折り返し運転を行い、23日は約10往復、24日は約15往復する。所要時間は約1
ノルウェー北部ボーデの空軍基地から離陸したF-16戦闘機(2011年3月21日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/SCANPIX NORWAY/Trond Hoeyvik 【4月22日 AFP】ノルウェーで今月、同国空軍のF16戦闘機が医療機器の緊急輸送し、患者の命を救った。メディア各社が22日、報じた。 この患者は、「ECMO(エクモ)」と呼ばれる肺と心臓の特別な治療を行わなければ死亡する状態だったという。 だが、患者が治療を受けていたノルウェー中部ボーデ(Bodo)の病院には、最後の望みであるこの治療に必要な機器も、治療に必要な技術を持ち合わせている専門家もいない。一方、ボーデの南450キロにあるトロンヘイム(Trondheim)の病院にはこの機器が利用可能な状態だった。 報道によると、病院スタッフは今月4日、空軍に機器の輸送を要請。トロンヘイムそばの空軍基地ではちょうど、F
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