JR北海道が「経営再生の見通し」で盛り込む新幹線の高速化について、2030年度の札幌延伸で、札幌ー東京間の所要時間をおよそ4時間半にする目標を盛り込む見込みであることが、関係者への取材でわかりました。 現在の北海道新幹線は新函館北斗~東京間で最短4時間2分で、札幌ー東京間についてはこれまで5時間1分と見積もっていました。 関係者によりますと、今後の目標として青函トンネルや本州の区間のスピードアップを図ることで、所要時間は4時間半程度になるということです。 JR北海道は、国や道の支援を受けるために提出を求められている「経営再生の見通し」に新幹線の高速化による収益力の向上を盛り込んでいて、あす道庁で開かれる6者協議で提示する方針です。