9日午前、大阪湾の淀川の河口付近でクジラ1頭が海面を泳いでいる姿が目撃されました。 水族館の担当者によりますとマッコウクジラとみられ、大阪湾の人目につく海域まで入って来るのは珍しく、「餌を追いかけて迷い込んだのではないか」と話しています。 9日午前8時ごろ、大阪湾で「淀川の河口付近にクジラが迷い込んでいる」と海上保安庁に通報がありました。 海上保安庁によりますと、クジラは体長がおよそ8メートルで、午前11時半ごろにNHKのヘリコプターから撮影された映像でも、時折、潮を吹きながら海面をゆっくり泳いでいる様子が確認されました。 海上保安庁は、9日午前と午後、小型の船を出して監視を続けましたが、クジラに大きな動きはなかったということです。 大阪 港区の水族館「海遊館」の担当者によりますと、このクジラは四角い大きな頭などが特徴のマッコウクジラとみられ、大阪湾の人目につく海域まで入って来るのは珍しい